「はっじめまして〜♪わたしがママよ〜♡」
とだいぶ古い歌が出てくるくらいかわいい我が子♡
出産お疲れ様でした!
初めての子でも、2人目、3人目、それ以上でも毎回出産は大変です!
でもそれ以上に、これから楽しいことと、大変なことがでてくるので、毎日が目まぐるしく、あっという間に1日が経っていくかと思います。
そのなかで、この時期の特徴や生活リズム、パパがするべきことについて解説していきたいと思います!
新生児っていつまで?
生まれてから、生後4週間まで(誕生日を0日とすると28日未満)の赤ちゃんのことをいいます。
それ以降は乳児と呼ばれます。
ちなみに、日本で幼児と言われる時期は、1歳の誕生日を過ぎてから、小学校に上がる前までのことをいいます!
赤ちゃんのカラダについて
生まれながらにしておっぱいを吸う力が備わっている!
人間の赤ちゃんは、生まれてすぐに立つことも、ママの体にしがみつくこともできませんが、生きるために必要な母乳が飲めるように、口周りの昨日は胎児の頃から発達していますよ!
エコー検査で、顔がしっかり見えるようになってくる、妊娠後期〜臨月のときに撮影すると、指を吸う姿を見ることが出来るカモ♪
これは、原始反射のひとつ「吸啜(きゅうてつ)反射」です!
新生児の赤ちゃんの五感の発達は?
・視覚:生まれて直ぐは、明るいか暗いかと、人の顔の輪郭はわかるようです!
・聴覚:胎児の頃から音に反応します!生まれてすぐに聴覚検査をするので、そこで音に反応しているかがわかりますよ!
・触覚:「寒い・暑い・冷たい・痛い・痒い」などの皮膚の感覚は、新生児の時から備わっています!なので、「不快」と思うと、泣いて訴えることができます!
・嗅覚・味覚:ママの母乳の匂いはもちろんのこと、新生児でも、「甘い・苦い」の単純な味覚は備わっています。なので、母乳もしくは、ミルクを最初から飲まないという場合は、好みじゃないことがわかります!
体温調整がまだ未熟なカラダ。環境を整えて!
ママの安心できて安全で快適なお腹の中から出てきたばかりの新生児は、まだ体温調整も未熟なので、1枚の洋服の厚さで熱がこもったり、体温が下がったりします。
なので、室内の温度は「25度前後」を保つことで快適に過ごせます。
基本的に外に出ることはないと思いますが、1週間後健診があると思います。
夏であれば、必ず汗を吸収してくれる「綿100%」の肌着は必ず1枚を着せ、プラス1枚くらい薄手の洋服を着せてください!
※さらにおくるみまで着せると熱がこもるので、夏は必要ありません。
冬であれば、肌着を着せることはもちろんですが、大人のプラス1枚くらい着せてあげても大丈夫です。
また、新生児〜1歳くらいまでは肌がとてもデリケートなので、ちょっとした刺激でも肌トラブルになりやすいです!
私も、2人のヤンチャBOYが生まれてからずっと使っている石鹸をご紹介します!
ネットでも買えるのでぜひ試してください!
「ladybug」という熊本県の石鹸屋さんです!
生まれてからの体重減少
産まれてすぐは、飲む量よりも、排泄する量の方が多いため、生後10日あたりまで、一時的に体重減少が起きます。
これを、「生理的体重減少」といいます。
その後、徐々に体重は増加していきますので、安心してください!
新生児黄疸
黄疸は、赤ちゃんは体の内臓機能もまだまだ未熟なため、「ビリルビン」という肌が黄色くなる色素の処理もうまくできません。
産まれてすぐよりある黄疸が「新生児黄疸」といいます。
赤ちゃんのココロについて
泣くことが唯一の手段です!
産まれた時から、快・不快の感覚ははっきりしているため、「お腹すいた、暑い・寒い、オムツが濡れて気持ち悪い」などの不快については、全て泣くことで表現しています。
赤ちゃんにみられる「 原始反射」ってなに?
原始反射は、お腹の中に宿って、約5−6ヶ月後より発達し始めます。
生後2〜4ヶ月ごろに消失し始め、その後、寝返りやお座り、立つなどの準備が始まります!
代表的な反射
・赤ちゃんの手や足に指で触れると、握ってくれる「把握(はあく)反射」
・大きな音や光の刺激で、ビクッとして両手を広げ、その後何かに抱きつくような動きをする「モロー反射」
・赤ちゃんの唇や頬を指で触れると、そちらに顔を向け、口を開き指を捕まえようとする「追いかけ(探索)反射」
・指を赤ちゃんの口に入れると、規則的に吸啜(きゅうてつ)運動がみられる「吸啜反射」
※吸啜反射は、生後1〜2日目はあまり強くなく、満腹時にはみられない。
・寝ている時や、タイミングよくママがあやした後に微笑みがみられる「生理的微笑(新生児微笑)」は、筋肉がゆるんで、笑っているように見えるものなので、赤ちゃんの感情や意思とは関係ありませんが、ママにとっては癒しになりますね!
※「原始反射」は他にも数多くあり、生まれる前から持っている反射だけではなく、生まれた後に獲得していく反射も合わせれば、約30種類ほどあります!
赤ちゃんとママの1日!
生活リズム
生まれたばかりの赤ちゃんは、授乳とおむつ替えの時以外は、基本眠っていることが多いです!
お腹の中にいた時の生活リズムがまだ残っているんですね!
昼夜の区別がつきません。なので、夜中であっても母乳やミルクを欲しがります。
そのため、産後ママはなかなか疲れが取れません。
昼夜の区別なく飲んで、寝る。を繰り返します!
だいたい2〜3時間おきに、目を覚まして、飲んで寝て。を繰り返したり、置いたらすぐに泣いちゃう子もいるので、しょっちゅう泣いている。と感じることもあります。
赤ちゃんに泣かれると、ママやパパは不安や戸惑いを感じるかもしれませんが、赤ちゃんは泣くことで意思表示をしているため、何を求めているか考えて応じましょう。
しかし!オムツも変えて、ミルクやおっぱいも飲んで、次になにしたらいいの?!と思うことがあると思います。
眠たいのかもしれない、一緒に寝て欲しいのかもしれない、ただ抱っこして欲しいのかも、甘えたいだけ。とさまざまです。
ずっと抱っこしとかないと、泣かれる。。。
何もできないと思うかもしれませんが、逆に何もしてほしくない!と思っているのかも!
そんなときは、もう諦めて、赤ちゃんと2人の時間を過ごしてください。赤ちゃんも落ち着いてくれると思います!
コミュニケーション
赤ちゃんが安らぐのは、ママやパパの優しい声とスキンシップです!
皮膚の刺激にも、もちろん敏感なので、優しく触れられたり、抱っこしてもらうと、赤ちゃんはとても安心します。
今まで10ヶ月もの間、お母さんのお腹の中で育ってきたので、お母さんの心音が近くにあると落ち着く子が多いです。
また、大人が赤ちゃんに話しかける時に、自然と発する、少し高くて優しい声も大好きです。妊娠4ヶ月〜5ヶ月頃から声が聞こえると言われており、お母さんの声はより安心します。
お世話の時に、無言で行うよりも、「今からオムツを変えて、スッキリしようね」や、泣いている時に「お腹すいたかな?オムツかな?」など、声をかけながら行うと、自然と親子の信頼感が生まれてきます。
授乳
母乳の場合、最初のうちはおっぱいの出もあまりよくありません(もちろん出がいい人もいます)。
生後間もないと、胃の容量(1回で飲める量)も少ないので、赤ちゃんの胃の容量に合わせて、お母さんの母乳量も増えていきます。
最初から母乳の出が悪かったり、早く生まれて、完全ミルクや母乳との混合の方もいると思います。
基本的に、生後3ヶ月までは、あげたらあげただけ飲んでしまいます(満腹中枢が未熟で、胃の弁の締まりが未熟です)。
なので、ミルクの缶に書いてある量を超えないようにした方がいいと思います。
完全ミルクの子でも、1回量が少なくても、合計して、1日に必要なミルク量(ミルク缶の蓋に書いてある量の合計の最低量)に達していれば、問題はありません!
ただ、足りない!と泣いてしまう場合は、少量追加(10〜20ml程度)するのは、許容範囲内かと思います。
赤ちゃんが産まれてからパパがまずすること
世のパパの中で知っている方も多くなってきているかと思いますが、パパができないことは、赤ちゃんを産むことと母乳をあげることです!
それ以外は全てできますので、家事や赤ちゃんをお風呂に入れるのはもちろんのこと、夜中に赤ちゃんが泣いた時に、率先して起きてお世話をするのは、パパですよ!
ママに労いの言葉や感謝の言葉を伝える
出産お疲れ様でした!
正常分娩の方も、帝王切開の方もどちらもそれぞれの大変さがあったと思います。
産婦人科で過ごせる約5日間(産院によって変わります)は、赤ちゃんのことよりも自分を労わりましょう!
パパは、初めての子であれば、ママが無事に出産を終え、赤ちゃんもママも無事だったことに感謝をしましょう。
出産は、病気じゃない。という方はいると思います(だいぶ減ったと思いますが)。が、出産で病気を発症したり、最悪、赤ちゃんもママも助からないこともあります。
なので、全員が無事に退院できることは、奇跡なんです!
そして、2人目以降の出産だった場合、パパはママのすごさを知ることでしょう。
1週間近く、一人で上の子たちの育児をしないといけないからですね!
その後、最低でもその後1〜2ヶ月(できれば半年)はする必要があることをお忘れないように!
パパは役所に走る
出生届・・・出産日を含め14日以内(子どもの名前が必要なため、提出するまでに決めておくこと)
出産した病院より出生届の書類を渡されるため、それを持って市区町村役場に提出する(出産した現地の役場でもOK)
児童手当金(通称:児童手当)・・・出産日を含め15日以内が◯
現住所(住民票を置いている住所)
※里帰り出産で提出に行けない、行く人がいない場合は郵送や自分の両親が代理で申請できる
健康保険の加入・・・出生後すみやかに行う。
社会保険:基本会社へ伝えると手続きの仕方を教えてくれます
国民健康保険:出生届を提出する際に一緒に申請する(住民票があるところへ申請)
子どもの医療費助成・・・保険証ができてから、各自治体へ申請をします。
ママの出産後、パパが最低1ヶ月はすべきこと!
最低1ヶ月間はママは療養期間です!
ママの体は交通事故にあったときのようにボロボロです。
産後、ママに無理をさせてしまうと、20年後、30年後だけでなく、産後すぐにでも大きな代償を負うことになりますよ。
- 産後クライシス(ガルガル期)
- 産後うつ
- マミーブレイン
- 腰痛・股関節痛
- 疲労感(免疫力も低下する)
- 子宮の戻りが悪くなる
- 更年期障害がひどくなる
詳しくは、【必見!】産後ママの体の変化やすぐ出る症状を解説!おすすめグッズも紹介!で解説!
お祝い事
1|生後7日:お七夜
赤ちゃんが産まれた日を0日目。とし、翌日から数えて7日目に迎えるのが「お七夜」です。地域によって数え方が異なるため、確認が必要です。
「お七夜」は平安時代から続く伝統的な行事です。
昔は、赤ちゃんが無事に1週間を迎えること自体が難しかったため、その無事をお祝いするために産まれた行事と言われています。
赤ちゃんの名前のお披露目の、「命名式」も合わせて行われることもあります。
しかし、お母さんの身体はまだまだ万全ではないため、無理のない程度で行うようにしましょう。
2|生後31〜33日目:お宮参り
赤ちゃんの健やかな成長を願って、産土神(うぶすながみ:赤ちゃんの産まれた土地の神様)にあたる神社へお参りすることをいいます。
男の子は生後31〜32日、女の子は生後32〜33日に行うのが正式です
※ご主人やご両親との日程などでずれる方も最近は多いです(私もずらしました)
お祝い用の衣装である産着(祝着)を着せ、お参りします。
衣装は購入する方もいらっしゃいますが、今はレンタルも使えます(私もレンタルでした)
まとめ
新生児のカラダやココロの発達について、パパがするべきことなど、内容が盛りだくさんだったと思います!
ママやパパが1人1人違うように、赤ちゃんたちも1人1人違います!
毎日授乳やオムツ交換でつきっきりの生活でママも産後疲れで、体力的にも、精神的にもあまり余裕はないかと思います。
その日々の生活のなかで、赤ちゃんについて知っていくことができれば、ママやパパの不安も減っていくかと思います。
新生児の時期はあっという間です!
あとから「もっと楽しむべきだった」と後悔することがないよう、子育てを楽しんでくださいね!
そのお助けに役立ててもらえると嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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